渡辺貞夫クインテット2019 出演者プロフィール
◆渡辺貞夫 / Sadao Watanabe (Alto Saxophone)
1933年宇都宮生まれ。高校卒業後に上京、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。2005年“愛知万博”では世界中から集まった子供達400人と、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させ、それらの活動は海外へ広がる。
2016年4月、オバマ前米大統領夫妻がホストとなり、ホワイトハウスで開催された「International Jazz Day 2016」に日本を代表して参加。2018年10月、ライブ盤「Re-Bop The Night」、初のバラード・アルバム「Love Songs」を同時に発表。
2019年3月、ラッセル・フェランテ(p)、ベン・ウィリアムス(b)、竹村一哲(ds)を率い「Sadao Watanabe Quartet」でブルーノートNYに出演。連日満員の聴衆を魅了する。国内のみならず、海外に於いても精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。
オフィシャルサイト
http://www.sadao.com/
◆林正樹 / Masaki Hayashi (Piano)
1978年東京生まれ。独学で音楽理論の勉強を中学時代より始める。その後、佐藤允彦、大徳俊幸、国府弘子らに師事し、ジャズピアノ、作編曲などを学ぶ。
現在は自作曲を中心に演奏するソロピアノでの活動や、自己のグループ「林正樹STEWMAHN」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」、生音でのアンサンブルにこだわった「間を奏でる」などの自己のプロジェクトの他に「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」「エリック宮城EM Band」など多数のユニットに在籍中。2016年オリジナル楽曲のみで構成されたピアノソロアルバム「Lull」をリリース。
オフィシャルサイト
http://www.c-a-s-net.co.jp/masaki/
◆粟谷 巧 / Takumi Awaya(Bass)
1985年北海道北見市生まれ。11歳の頃、テナーサックス奏者の父、ピアノ奏者の母の影響でベースを始め、間もなく父のジャズバンドに参加し演奏活動を始める。2005年に単身札幌に移り、本格的にプロとして活動を始める。2010年には世界的なジャズピアニストBenny Greenに抜擢され全国ツアーを行なう。
Barry Harris、渡辺貞夫など国内外のトッププロとの共演経験も豊富で、今後の活躍が期待される若手ベーシスト。
オフィシャルサイト
https://www.takumiawaya.com/
◆竹村一哲/ Ittetsu Takemura(Drums)
1989年札幌市生まれ。9歳からYAMAHAにてドラムを大山淳氏に師事。
2005年、中学卒業と同時にプロ活動開始。2006年、石田幹雄トリオで「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」ジャズ・コンペティションに出場、グランプリと市民賞のダブル受賞。同トリオでCD発売。共演するプレイヤーの音楽性も幅広く、現在は東京を拠点として活動。2010年渡辺貞夫のツアーに初参加。今ではその実力が認められ、本年3月、日米混合編成による「SADAO WATANABE QUARTET」のメンバーとしてブルーノートNYに出演。これからの活躍がますます期待される若手ドラマーである。
オフィシャルサイト
http://ittetsu2.web.fc2.com/
◆ンジャセ・ニャン / N’diasse Niang (Percussion)
1962年セネガル生まれ。伝統楽器ジャンベ、サバール、ブガラブーの奏者。セネガル第2国立舞踏団「シノメウ」のソリストを務め、自己のグループ「ドゥグ」のドラマー、シンガーとしても活躍。2001年に拠点を日本に移し、日本人とセネガル人の友好グループ「ニュン」を結成。2003年に渡辺貞夫と出会い、今日まで数多くのステージを支える。2005年”愛知万博”、2008年 ”サラゴサ万博” での「Share the World Concert」にセネガル代表として参加。
オフィシャルサイト
http://www.ndiasse-niang-ballo.com/