みんなが知っているシンデレラの物語ですが、グリム童話の原作「灰かぶり」は、
王子様がちょっとバカだったり、とぼけたハトが大活躍したり、
意地悪なお姉さんたちが可愛らしかったり、主役のシンデレラよりも、
わき役の人たち、動物たちがちょっとおかしくて、劇にしてみたらとっても面白いんです。
舞台を彩るたくさんの絵を描いてくれるのは、
アートで子どもの療育をサポートする児童デイサービス「ペングアート」のアーティストたち。
子どもたちが考えて、子どもたちが彩った、色鮮やかな劇場でお待ちしています。
<あらすじ>
継母と義理のお姉さんたちにいじめられていた妹(灰かぶり)は、
今日も灰まみれになってお家のお仕事をしていました。
王子様がお妃探しのために開いた舞踏会に行きたくても、
妹にはドレスがありませんでした。
お姉さんたちに言いつけられるまま、
たくさんの豆を選り分ける仕事をしていると、
そこへハトが飛んできて言いました。
「亡くなったお母さんにお願いしてみたら?」
…お母さんのお墓の上には大きな木が立っていたのです。
原作:グリム童話(シンデレラ「灰かぶり」)
構成・演出・音楽:斎藤歩
<キャスト>
西田薫(札幌座)
櫻井幸絵(札幌座/劇団千年王國)
熊木志保(札幌座)
横尾寛(平和の鳩)
櫻井ヒロ(micelle)
<スタッフ>
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)
照明:秋野良太(祇王舎)
美術製作:ペングアート