日本を代表する現代作曲家の武満徹の作品をお送りする公演です。武満徹は様々な詩人の詩に作曲し、多くの名曲を生み出しました。音楽と詩による内容です。クラシックの分野に属しながら、歌謡曲的なテイストがある武満徹の作品をソプラノと南米民俗楽器・ピアノ・パーカッションでお送りいたします。
立花隆著「武満徹・音楽創造への旅」を基に、武満の作品とその時代について、時系列を追いながらコンサートを展開。
札幌という地方で聞くことが少ない武満徹の新しい作品を多く取り上げ、武満作品の幅広い魅力を紹介していく。
上記二点を軸に、各作品が生まれた背景や時代性をわかりやすい解説にして、観客へアプローチし、作品理解を深めてもらう。
また、北海道内で活躍をするパーカッションの手島慶子を新たに起用し、「メロディーメーカー」と呼ばれている武満徹の世界をメロディーの魅力だけではなく「リズム」の点からも読み解き、広げていきます。
出演:柳生たみ(ソプラノ)、福井岳郎(南米民俗楽器)、太田亜紀子(ピアノ)、手島慶子(パーカッション)