第18回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝!まれにみるハイ・レヴェルな闘いを制して、今、新たなスターが誕生!
【プログラム】
ラモー:クラヴサンのための小品 (クラヴサン曲集、新クラヴサン組曲集より) 優しい嘆き/一つ目の巨人/2つのメヌエット/未開人/雌鶏/ガヴォットと6つの変奏
ショパン:モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の“お手をどうぞ”の主題による変奏曲 変ロ長調 Op. 2
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 「葬送」Op. 35
ショパン:3つの新練習曲
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想 S. 418
※当初発表したものから一部変更となっております。
※曲目、曲順は変更となる場合があります。
【プロフィール】
ブルース・リウ (ピアノ)/Bruce Liu , Pianist
ブルース・リウは2021年の第18回国際ショパン・ピアノコンクールで優勝し世界の注目を集めた。
コンクールでの成功後直ちに世界ツアーを開始し、パリのシャンゼリゼ劇場、ウィーンコンツェルトハウス、ブリュッセルのボザール、東京オペラシティ、サラ・サンパウロ、フィルハーモニア管弦楽団との共演でロイヤル・フェスティバル・ホールに出演。またワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団とアメリカツアーを行い、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド国立放送交響楽団、NHK交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団とも共演。
これまでの特筆すべき出演にはクリーブランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、中国NCPA管弦楽団とのアメリカツアーが含まれる。
今後はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との初共演、モントリオール交響楽団とのヨーロッパツアー、ウィーン交響楽団との学友協会デビュー、さらにラ・ロック・ダンテロン、クラヴィア・フェスティバル・ルール、ラインガウ、エディンバラ、「ショパンと彼のヨーロッパ」、ドゥシニキ、グスタード・メニューインなどの音楽祭出演が予定されている。
ドイツ・グラモフォン専属アーティスト。ショパン・コンクールのライブ録音を収録したファースト・アルバムはフレデリック賞を受賞、グラモフォン誌のクリティックス・チョイスとエディターズ・チョイスのほか、2021年のベスト・クラシックアルバムに選出されるなど国際的に高い評価を受けている。
「私達が共通して持っているものは、私達がみな違っているということです」とこの若きピアニストは言う。中国人の両親のもとパリに生まれモントリオールで育ったブルース(シャオユ)・リウの人生は、常に文化的多様性の中にあった。ヨーロッパの気品、中国の幾千年の伝統、北米のダイナミズムと開放性―それが彼の姿勢、人格、個性を形成してきた。楽観性と笑顔をもって芸術家の道程をたどりながら、リチャード・レイモンドに学び、現在はダン・タイ・ソンに師事している。