ベルリンの音楽シーンを125年にもわたって彩ってきた名オーケストラ、「ベルリン交響楽団」が10度目の来日を果たします!
タクトを振るのは2022年に新指揮者として就任した、元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者のハンスイェルク・シェレンベルガー。
シューベルトの「未完成」、ベートーヴェンの「皇帝」、そして「運命」という、人気の高い名曲ぞろいのプログラム。
「皇帝」のソリストには、2021年ショパン国際ピアノコンクールのセミ・ファイナリストであり、世界各地で高い評価を得るポーランドの新鋭ピョートル・アレクセイヴィチが登場!
新生ベルリン交響楽団が贈るこの贅沢なひと時をご堪能ください。
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
(C)三浦興一
1948年生まれ。大変な音楽好きの両親の元で育ち、早くから音楽に強い興味を持った。13歳からオーボエを始め、その後、ミュンヘンとデトモルトにおいてオーボエ、指揮法、そして数学を勉強。ミュンヘンのARDコンクール(1972)を含む主要な音楽コンクールで入賞後、1971年にケルン放響のオーボエ奏者となり、1975年から1980年まで同団のソロ・オーボエ奏者を務める。1977年からカラヤン指揮ベルリン・フィルにエキストラとして参加するようになり、1980年1月から2001年夏までベルリン・フィルのソロ・オーボエ奏者を務める。退団後は、指揮者、ソリストの仕事を中心に活躍している。
これまでにソリストとして、カラヤン、ジュリーニ、アバド、ムーティ、レヴァインなどの著名な指揮者と共演。室内楽奏者としては、アンサンブル・ウィーン=ベルリンを中心に多彩な活動を展開。また、1991年にはハイドン・アンサンブル・ベルリンを設立、芸術監督を務めた。
ピアノ:ピョートル・アレクセイヴィチ
(C)AgnieszkaWira
ショパンの故郷・ポーランド出身の期待の新星ピアニスト、ピョートル・アレクセイヴィチは、2021年の第18回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクールのセミ・ファイナリストであり、ポーランド代表の中で最も評価の高い参加者に与えられるズビグニエフ・ジェヴィエツキ教授賞を受賞し、同世代のポーランド人ピアニストの中で最も才能ある一人として知られている。
【プログラム】
◆シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調「未完成」D.759
◆ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」op.73
◆ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調「運命」op.67
※出演者、曲目、曲順はやむを得ない事情により一部変更になる場合があります。ご了承ください。