アメリカ、テキサス州フォートワースで4年に一度開催される世界的コンクール「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」。
2009年6月、当時、20歳だった辻井伸行はこのコンクールに初挑戦し、予選からファイナルにいたるまで、圧倒的な演奏を繰り広げ、聴衆、ネットLIVE中継で見ていた多くの人々、そして審査員にまでも深い感動と興奮をもたらし、日本人として初の優勝を果たしました。その後、欧米でも注目の若手ピアニストとして数多くのリサイタルや著名指揮者、オーケストラとの共演を重ねてきました。あの世界が感動したコンクールから10年。世界中で研鑽を積んできた辻井伸行がコンクールで熱演した楽曲を日本の聴衆の前で披露します。
1st Stageではファイナルで披露したピアノ・ソロ曲からベートーヴェンの熱情ソナタを、
2nd Stageではセミファイナルで披露した室内楽、そして3rd Stageではファイナルで
フォートワース交響楽団と共に演奏し、多くの人々に深い感動を与えた協奏曲を演奏します。
●1st Stage:ピアノ・ソロ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番《熱情》
●2nd Stage:室内楽
シューマン:ピアノ五重奏曲
●3rd Stage:協奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番