『ジーザス・クライスト=スーパースター』は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、ミュージカル界へデビューした作品です。
キリスト最後の7日間をロック・オペラとして描いたこの作品に、演出家の浅利慶太と舞台美術家の故・金森馨は大いに刺激され、1973年彼らの代表作とも言われる劇団四季版『ジーザス・クライスト=スーパースター』を創り上げたのです。
その《ジャポネスク・バージョン》初演時には、日本的かつ大胆な演出として大反響を呼び、1976年にはパレスチナの荒野をリアルに再現した《エルサレム・バージョン》が誕生し、高い評価を受けました。同年、この演出で浅利慶太は芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。
この伝説の舞台の《エルサレム・バージョン》を今年は全国のお客様にお届けいたします。
世界中に衝撃を与えたダイナミックな舞台に、どうぞご期待ください。