茜は、派遣OLとして働くが、職場では上司に嫌味ばかり言われたり、うまくいかない。
「生きていても楽しくない」そんなことを思ったある日、クローゼットにしまってあった古いスマホが、突然鳴り出す。
使っていないはずの電話から聞こえたのは、2年前に病気で亡くなった恋人、
駿の声だった。彼のことを忘れようと必死だった茜の前に、スマホとなって現れた元カレ。
少しずつ前を向いて生きようとする、茜の一生懸命な姿に社長の息子で次期社長の陸から好意を抱かれる。
生きる実感のなかった茜と、茜を取り巻く人々が一歩ずつ動き出す…!